昨年から取り組んでいた相続案件が、ようやく完了しました。
通常は、戸籍謄本を集めるところから始めても、だいたい2ヵ月で登記まで終わります。
しかし、このケースでは、相続人のうち御一人が認知症を患われていたため、
遺産分割協議に先立ち、成年後見申立て、特別代理人選任申立ても必要でしたので、
長い時間が掛かってしまいました。
例え認知症の方がいても、遺言書さえあれば、成年後見申立て等は必要なく、
すぐに相続の手続きに入れるので、改めて遺言書の有効性を実感しました。