これからの日本、いろんなことが心配です。
国としての活力、低い潜在成長率、近隣諸国との関係、国債の累増などなど。
では、自分にできそうなこと、そして、世の中の役に立てそうなことは何だろうと考えました。
相続争いを無くする。
相続争いほど不毛なことはありません。
しかし、何でもそうですが、殆どのことは準備次第です。
きちんと準備すれば、相続争いは起きません。
ただし、誤った準備では役に立ちません。むしろ、悪化させることもあります。
そこで、私たちの法律知識や経験が役に立てば、そして、その結果、いつまでも仲の良い家族や親戚関係を維持できれば、と考えて、この仕事を始めることにしました。
開業し6年が経ち、業務内容は大きく広がりました。
しかし、この想いは、今も変わりません。

代表

久留 慎一郎
(ひさどめ しんいちろう)

略歴

1966年 鹿児島県生まれ
1985年 鹿児島ラ・サール高校卒業
1989年 東京大学法学部卒業
同年    日本航空株式会社入社
(うち、2002~2006年は法務部所属)
2013年 司法書士試験合格
2015年 簡易裁判所訴訟代理に関する
法務大臣認定
同年    日本航空株式会社退職
司法書士法人コスモ入所
2017年 司法書士法人コスモ退職
2018年 事務所開設
2021年 司法書士法人設立

道心館空手道初段(黒帯)

趣味
プラモデル制作

司法書士とは

司法書士は、マイナーな職業です。
「カバチタレ!」というマンガとテレビドラマ(常盤貴子、深津絵里主演)で有名になった行政書士に、知名度で圧倒的に負けています。
司法書士と書いた名刺を渡した後でも、よく行政書士と間違われます。
人数でも、行政書士51,973人(23/10/1現在)に対して、司法書士は23,059人(23/4/1現在)と半分以下です。
(ちなみに、弁護士は44,777人(23/12/1現在)です)

なので、少し司法書士について説明させてください。
司法書士の仕事は、①相続や不動産売買の時に、誰が所有者であるかを、法務局に登記する手続きの代理、②認知症などの方の成年後見人、③サラ金の過払いやアパート立退きなどの訴訟代理人、の3つが大きな内容です。
自宅を買った方は、その当時、銀行の一室で不動産屋さん、売主さんと集まって、「決済」をやった記憶があるかと思います。
その「決済」の場で、売主さんの権利証等をチェックして、銀行の方に「融資OKです」と言っていたのが、司法書士です。
なお、これは①の仕事の一つで、「所有権移転登記、抵当権設定登記が出来ることを確認したので、融資を実行しても大丈夫ですよ」という意味です。

ついては、司法書士は、信用が全てという職業です。
なので、私の個人的な見解ですが、司法書士の試験は、日常業務で必要とされる知識に比べて格段に難しくなっています。
私の例で言えば、30歳になった時に受けた行政書士試験は、半年の通信教育で、一発合格しました。
一方、司法書士は、6回目の受験で、やっと合格しました。
後半の3年だけでも、5千時間、勉強しました。
なので、長い受験の苦しさを思えば、変なことをしようなんて考えることもありません。
そのために、法務省は、意図的に試験の難易度を上げているのだろうと勝手に考えています。
ちなみに、私が合格した2013年の合格率は2.9%でした。